インストールの説明についてはthe Section called Autoconf-2.57 のインストール in Chapter 6という項を見てください。
Autoconf (2.57):
ftp://ftp.gnu.org/gnu/autoconf/
Autoconf はソースコードを自動的に最適化するシェルスクリプトを生成します。
インストールされるプログラム: autoconf, autoheader, autom4te,autoreconf, autoscan, autoupdate and ifnames
Autoconf はソフトウェアのソースコードパッケージを様々な Unix タイプのシステムへ最適化させるシェルスクリプトを自動的に生成するためのツールです。Autoconf が生成する最適化スクリプトは独立しており、実行するのに Autoconf プログラムを必要としません。
autoheader は C 言語の #define 宣言の使用を最適化するためのテンプレートファイルを作成するツールです。
autom4te は M4 マクロプロセッサーのための wrapper です。
autoreconf は autoconf が生成した最適化スクリプトが沢山あるときに役に立ちます。このプログラムは autoconf と autoheader を繰り返し実行し、 autoconf 最適化スクリプトと与えられたディレクトリツリーの中の最適化ヘッダテンプレートを(適切に)作り直します。
autoscan はソフトウェアパッケージの configure.in ファイルを作るのに役に立ちえます。これはディレクトリツリーの中にあるソースファイルを検査してよくある移植性の問題がないかを探し、パッケージの仮 configure.in ファイルとして働く configure.scan ファイルを作ります。
autoupdate は、古い名前で autoconf マクロを呼び出そうとする configure.in ファイルを修正し、現在のマクロ名を使えるようにします。
ifnames はソフトウェアパッケージの configure.in ファイルを書いている時に役に立つことがあります。これは C プリプロセッサの条件文の中で使われる識別子を表示します。もしパッケージが既に移植性を持つように設定されていると、このプログラムはどの configure をチェックする必要があるのか決定するのに役に立ちます。これは autoconf によって生成された configure.in ファイルの中に空白を書き入れることができます。
Autoconf は以下のパッケージに依存します: Bash, Coreutils, Diffutils, Grep,M4, Make, Perl, Sed.