インストールの説明については the Section called LFS-Bootscripts-1.12 のインストール in Chapter 6 という項を見てください。
LFS-Bootscripts (1.12):
http://downloads.linuxfromscratch.org/
LFS-Bootscripts パッケージは SysV init スタイルのシェルスクリプトを含みます。これらのスクリプトはブートの間にファイルシステムの完全さをチェックする、keymap をロードする、ネットワークを設定する、シャットダウン時にプロセスを停止するなどの様々な仕事を行ないます。
インストールされるプログラム: checkfs, cleanfs, functions, halt, ifdown, ifup, loadkeys, localnet, mountfs, mountproc, network, rc, reboot, sendsignals, setclock, swap, sysklogd 及び template
checkfs スクリプトはマウントされる直前のファイルシステム(ジャーナルとネットワークベースのファイルシステムは除く)を検査します。
cleanfs スクリプトは /var/run/ や /var/lock の中にあるような、再起動の間に保存されるべきでないファイルを削除します。これは /var/run/utmp を再生成し、あるかもしれない /etc/nologin や /fastboot, /forcefsck ファイルを削除します。
functions スクリプトは error や status を調べる異なったスクリプトの間で共有される機能を含みます。
halt スクリプトはシステムを停止します。
ifdown と ifup スクリプトはネットワークスクリプトがネットワークデバイスを扱うのを助けます。
loadkeys スクリプトはあなたのキーボードレイアウトに適切なよう特定したキーマップテーブルを読み込みます。
localnet スクリプトはシステムのホストネームとローカルループバックデバイスを設定します。
mountfs スクリプトは noauto と記されていないか、ネットワークベースでないすべてのファイルシステムをマウントします。
mountproc スクリプトは proc ファイルシステムをマウントするために使われます。
network スクリプトはネットワークカードのようなネットワークインターフェイスを設定し、適用できるデフォルトのゲートウェイを設定します。
rc スクリプトはマスター実行レベル管理スクリプトです。これは他のすべてのスクリプトを一つずつ実行することの責任を持ちます。
reboot スクリプトはシステムを再起動します。
sendsignals スクリプトはシステムが再起動か停止する前にすべてのプロセスが終了されることを確実にします。
setclock スクリプトはハードウェアクロックが GMT 時間に設定されていなかった場合にカーネルのクロックをローカル時間に再設定します。
swap スクリプトはスワップファイルとパーティションを有効にしたり無効にしたりします。
syslogd スクリプトはシステムとカーネルログデーモンを開始したり停止したりします。
template スクリプトは他のデーモンのについてあなた自身の起動スクリプトを作るために使うことができるテンプレートです。
LFS-Bootscritps は以下のパッケージに依存します: Bash, Coreutils